社会保険とは、会社で働き始めた時に加入する「健康保険」「厚生年金」「介護保険」のことを指します。社会保険料は毎月の給料から会社と折半した金額を会社が預かり、会社がまとめて支払います。つまり一定の要件を満たす会社に勤める会社員の人やその家族が対象になる制度です。この「健康保険」は、病院で受診する際に健康保険証を出すことにより、原則として治療費の3割の負担で済むことで、制度自体は良く知られていると思います。
「厚生年金」は、民間企業に勤めている労働者が加入する年金制度です。国民年金の上乗せ部分となるもので、国民年金基金と同様に2階建て部分と呼ばれるものです。「介護保険」とは、健康保険とセットになる制度ですが、40歳になった月から加入する保険です。介護をする上での経済面や体力の負担を軽減しようという制度です。